最後に力になれるのは「地域の人」ということをいつも考えています。障がいのある方にとって一人で生活していくことはたくさんの困難が生じます。本人やご家族、行政や施設だけでなく地域の方々の力が加わることで「共に暮らす」ことが可能になってきます。そのためには、お互いの理解を深め、協力し合って生活をしていける地域づくりが必要です。
地域活動支援センターよしかの里は、地域の方同士のネットワーク作りや障がいのある人の生活支援、地域の人と障がいのある人の橋渡しをする中核的な役割を担い、「共に暮らす」町づくりを目指しています。いろいろな人が暮らす町だから、一人ひとりに合わせた地域づくりを共に進めていきます。
- 平成4年
- 旧六日市町及び旧柿木村に共同作業所「よしかの里」として開所
- 平成17年
- 旧六日市町と旧柿木村が10月に合併
- 平成18年
- 障害者自立支援法の施行に伴い、障がいのある方の日中活動の場を設けるため、運営委員が中心となり、新法への移行を検討
- 平成19年
- 2月9日 特定非営利活動法人(NPO法人)の法人格取得併せて、「特定非営利法人 地域活動支援センターよしかの里」として法人の認証を受ける。
- 4月1日 地域活動支援センター事業開始
- 6月1日 就労移行支援事業及び就労継続支援B型事業を開始
- 平成20年
- 6月1日より、指定相談支援事業を開始
- 平成22年
- 2月1日より、グループホーム・ケアホーム一体型事業開始
「グループホームあおい」開所(女性棟)
- 利用者が一人ひとりの体調に合わせて余暇を楽しんだり、生産活動をしたりします。
生活にメリハリをつけ、自分らしいライフスタイルを探し、自主的に生活していくためのサポートをしていきます。体調管理や身辺自立への支援など一人ずつのケアプランを立てて支援していきます。
-
●就労継続支援事業(B型)
利用者の能力や適性に応じて、自立した日常生活及び社会生活を送ることができるよう、通常の事業所に雇用されることが困難な利用者に対して就労の機会を提供します。それと共に、生産活動その他活動の機会の提供を通じて、知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の便宜を適切かつ効果的に行います。一人ひとりに合ったプランを立て、計画的にサポートしていきます。
●共同生活援助(グループホーム)事業
「一人暮らしはちょっと難しい。でも、より自立した生活がしてみたい」という方を対象に、ひとつ屋根の下での共同生活をします。調理以外は基本的に自分で行いますが、支援員や世話人のバックアップはもちろん、地域に溶け込んだGHを目指していきます。
- 利用者の能力や適性に応じて、自立した日常生活及び社会生活を送ることができるよう、利用者又は家族の意見を大切にし、適切な保健、医療、福祉、就労、教育等のサービスを公正中立的な立場から紹介したり、連絡調整を行ったりするものです。自己解決を原則として、利用者の納得のいくサービス提供をしていきます。
- 精神障がい、身体障がいのある方を対象として毎月一回社会参加の第一歩、月に一度お楽しみとして町内外施設の利用やイベントごと、勉強会などを行っています。
- 特別支援学級在籍の児童生徒を対象に、長期休業等の日中活動の場を提供します。
障がい特性に応じて安全で充実した一日を過ごしていただけるよう支援していきます。
- よしかの里では余暇活動を毎週水・金曜日の午後から地域講師の方に来ていただきいて行っています。書道・硬筆・フラワーアレンジメント・音楽・茶道・パステル・音楽療法などの文化的な活動、エアロビクス・3B体操などのスポーツ的な活動など多彩に富んだ内容となっています。また、参加することで「余暇の充実」そして地域講師の方を通しての地域とのつながりを図っています。
【地域活動支援センター】
吉賀町に在住の、身体・知的・精神・発達・その他障がいのある方を対象にしています。
吉賀町以外にお住まいの方は、ご利用になることができませんので、あらかじめご了承下さい。
【就労継続支援事業(B型)】
すべての障がい種別の方を対象としています。
障がい者手帳を有しておられる方及び自立支援医療の対象の方でお住まいの市町村へ利用申請後、受給資格が得られた方が対象です。吉賀町外の方も対象となりますが、送迎等の関係でお断りする場合もありますので、まずはご相談ください。
【グループホーム事業】
すべての障がい種別の方を対象としています。
障がい者手帳を有しておられる方及び自立支援医療の対象の方でお住まいの市町村へ利用申請後、受給資格が得られた方が対象です。
吉賀町外の方も対象となりますが、送迎等の関係でお断りする場合もありますので、まずはご相談ください。
【相談支援事業】
すべての障がい種別の方を対象としています。
基本的には、吉賀町内の方を対象としています。
指定特定相談支援事業・指定一般相談支援事業・指定障がい児相談支援事業を行っています。サービス利用開始や見直しの時に限らず、日常生活の中で困っていることや、就労について、年金申請についてなど基本相談支援も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【障がい者ミニデイサービス事業】
吉賀町内在住の、身体障がいのある方・精神障がいのある方を対象としています。
【日中一時支援事業】
吉賀町内在住の、すべての障がい種別の児童・生徒さんを対象としています。
利用の際には、あらかじめ吉賀町保健福祉課への利用申請が必要です。
【余暇活動】
よしかの里との地域活動支援センター又は就労継続支援事業(B型)への契約が必要となります。
地域講師になっていただける方の募集もしております。特技や趣味をお持ちで、よしかの里のメンバーさんと一緒に活動してくださる方、ぜひご連絡ください。
「障がいのある人」「地域の方々」「行政や施設」この三つが共に支えあい、
共に暮らしているという思いをデザインしたものです。
デザイン:大畑宏美